ドレントコードタイプの結束バンドの特徴

一般家庭はもちろんのこと、学校や事業所等でも目にするようになった結束バンドはその特性を活かした使用が可能です。一度締めたら外れることがないという特性は、物を固定したりフックとしても活用できるため我々の身近な暮らしのサポートをおこなってくれます。ロープで固定するよりも効率がよく、しかもポリ塩化ビニール製で耐久度に長けているという側面もあります。日本生まれのアイテムの中で、これほどアイデアを盛り込んでいる製品は珍しいものといえるでしょう。

結束バンドと一言にいっても、多種多様な製品で構成されています。その中のひとつが「ドレントコードタイプ」で、ナイロンの糸がバンド内に含まれているのが特徴です。この「ドレントコードタイプ」は1999年に国内の企業が開発したもので、主にソーラーパネルを固定するのに使用されている結束バンドです。通常の結束バンドの場合、ポリ塩化ビニールのみしか素材に使われていないと約2年程度で劣化します。

バンドが割れると固定しているものが外れてしまうため、ソーラーパネルのような大きな資材の固定には不向きだったというわけです。この欠点を補っているのが「ドレントコードタイプ」であり、内部にナイロンの糸を編み込んでいることで耐久度を高めつつ、劣化もし難いものになりました。ソーラーパネルの固定具として販売されており、長さ30cm・幅5cmと通常の結束バンドの約4倍の大きさになっているのも特徴です。

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