太陽の光は生物にとって非常に大事で例えば植物は日光で光合成を行っていますが、その反面太陽の光は多くの物質を破壊するパワーがあり、特に紫外線は悪影響をもたらします。紫外線は人に対して問題があるばかりでなく、物質に対しても問題が発生する原因となります。それは熱による物質の変成や物質の材料を構成している化学反応のスピードを速め最後は物質を壊してしまいます。それで外に機械類や制御基板を置く時には、名称を刻印した銘板を機械や制御基盤に付けたり、または動力部の型式や使用方法を銘板に印字したりしているのは、紫外線で書かれた文字や図が見えなくなるのを防ぐためです。

メタルフォト銘板は耐候性に優れたアルミ製の製品で、屋外に置いても20年以上の耐候性があると言われています。これは紫外線に対して耐久性があるだけでなく耐熱性もあり、高温でも変形することはありません。それで過酷な環境下においても、いつまでも文字や図をはっきりと読み取ることができます。しかし、デメリットもあり、色褪せを防止するために使用するカラーはモノクロだけになってしまいます。

またUV印刷で銘板を作成する方法もあります。この方法はアルミ、ステンレス、アクリル板の上に下地処理してから印刷機で直接印刷した後は、その部分を紫外線に当て印刷部を硬化させる方法です。これだとカラーはモノクロだけではなく、文字や図を印刷する時も色分けも可能なので、多彩なネームプレートが作れます。