ハブを使ってlanケーブルを分岐させる方法

無線Wi-Fiを利用する場合は、ルーターが接続可能な範囲内であれば複数の端末を同時にインターネットに接続することが可能です。これに対してlanケーブルを利用する場合は、差し込み口の数しかケーブルをつなぐことができません。ケーブルに接続するためのジャックの個数が限られている場合でも、スイッチングハブを利用して分岐させることで同時に複数のPCをインターネットに接続することができます。ハブを使ってlanケーブルを分岐させる方法は簡単で、電源コンセントに接続してから各ポート(差し込み口)にケーブルを挿入します。

旧式のタイプだと入力用と出力用の2種類のポートが分かれていて、ルーター側に入力用のポートを接続する必要があります。現在販売されているハブのほとんどは自動的に入力・出力の切り替えが行われるので、どのポートに差し込んでも構いません。ハブにルーターと各端末を接続させる形でlanケーブルのジャックを差し込めば、インターネットに接続できます。ハブを選ぶ際は、ポートの数と通信速度の規格(上限)を確認して機器を選ぶことが大切です。

ポートのうち1つは入力側に接続する必要があるので、4ポートタイプであれば実際に使用できる端末の数は最大で3台となります。1Gbpsや10Gbpsなどの高速の光回線を利用している場合は、高速通信に対応したタイプを選ぶ必要があるでしょう。家庭用の安価な機種だと数年程度で寿命が来るので、ネットが遅いと感じたら交換する必要があります。

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