屋外用結束バンドの耐久性

屋外用の結束バンドであっても、さまざまな要因によって耐久性が短くなることがあります。その結束バンドの耐久性を短くする要因には、紫外線が一番影響を与えるといえます。近年、地球環境の変化によって、太陽光線の強さも以前より強くなっていることが分かってきています。しかし、耐久性を弱める要因にはこの他にも荷重や振動、化学薬品・乾燥などがあげられます。

また結束結束の直径が小さいほど、バンド部分に折れ曲がりの力が加わります。肉厚の結束バンド小を小さい直径の束線に巻くと、さらなる力が加わるので寿命が短くなるのです。屋外で利用する場合、重いものを束ねることでバンド自身のストレスが大きくなることや、振動が強い場所で利用すると年月を経て表面のひび割れが進行していきます。屋外の化学薬品が近くにある場所で結束バンドを利用すると、反応を起こしてしまい早く劣化を起こすので注意が必要です。

それにナイロン66は乾燥するほど脆くなり、反対に高温・高湿度の状態でもナイロンの加水分解が進み、脆化が生じて寿命が短くなってしまいます。そして一番影響を与える太陽光ですが、カバーをなにも付けずに使い続けたり高所・高温下で使用したりすると残念ながら耐久性を保つことが出来ません。結束バンドの素材によっても耐久年数は違ってきますが、耐熱・耐候性ナイロン66であれば7年から9年の予測寿命を持ちます。標準のナイロン66やポリプロピレン性のものでは1年から2年とされています。

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