結束バンドの購入に関しては、通常は1本単位では販売されておらず、まとまった数量をセット販売していることが一般的です。利用目的を限定している方は、沢山の結束バンドが余ってしまうことになりますが、複数のバンドを連結させて使えるテクニックもあるので、住宅の内外をチェックしてみると、使い道が出て来る可能性は十分にあります。最も基本的な使い方は、複数のコード類を束ねる方法で、1か所だけではなく30センチ間隔など一定の距離を離して使うとコードがバラバラになることが無くなります。必要に応じていつでも交換や増設を行うことができるアイテムなので、まとめ買いをしても無駄になることは比較的少ないものです。
複数本を連結させて使うテクニックは、例えば太い柱に対して固定をしたい際、普通の結束バンドでは勿論対応できません。そこで連結をさせてから巻き付ける方法であれば、いくら太い柱でも自由自在に長さ合わせを行えます。家庭内ではあまり太い素材に対して使う機会は少ないかもしれませんが、屋外に設置している物干し台でも活用方法があります。強風によって竿が吹き飛んでしまうような地域にお住いの場合、竿と物干し台の脚部分に結束バンドを連結させて十分に巻き付けておけば、風で吹き飛ぶ被害は起きなくなります。
会社や店舗系を運営している場合、屋外に案内用の看板を設置することも行われています。駐車場にフェンスを設置している場合、フェンスに看板を固定することも一般的です。専門会社に依頼をすると金具で固定をしてもらえますが、自主的に設置するような機会があれば、結束バンドを2本から3本程度を利用して強化した上で固定をすると落下防止を完璧に行えます。複数の利用法では連結させて長くするテクニックと、複数本をまとめて1か所に使う方法に分かれます。