多くの方が結束バンドというアイテムをご存知でしょう。たとえ名前を知らなくても、バンドを一定方向に引っ張ると二度と緩まないものといえばすぐにイメージできると存じます。この結束バンドは1965年に日本で開発されたもので、バンドの裏面に備わっている凹凸が特許を取得したほどです。100円ショップでも目に出来る身近なアイテムでもあり、ご家庭に1つは備わっていると言っても過言ではないでしょう。

本来は工業用品であったものですが、現在では一般家庭向けの商品も数多く販売されています。その家庭向け商品の結束バンドに挙げられるのは、「面テープタイプ」「ナイロンワイヤータイプ」の2種類です。これらの商品で共通していることが、使い捨てではなく再度利用が可能という点です。「面テープタイプ」というのはマジックテープ式になっており、主に電気コードを束ねたりズボンの裾をまとめるのに利用されています。

通常の結束バンドだとバンドを締めれば外れないため、ハサミでカットしなくてはいけません。しかし、マジックテープで固定しているだけならすぐに外せて、再び物を固定できるので利便性に長けているといえます。「ナイロンワイヤータイプ」は食品包装や園芸用のネット固定など、アイデア次第でさまざまに活用できるものです。針金の周りをビニールの外膜が覆っているもので、指でねじって物を固定するアイテムです。

一本のワイヤー状で販売されていて、好きな長さにカットして使えます。