寒冷地にお住いの方が、屋外で結束バンドを使うような時には、ナイロン66など耐候性に優れたタイプを選べば安心です。この素材は温度変化に非常に強い性能を発揮しており、マイナス40度まで耐えることができる商品があるので、国内の寒冷地の殆どの場所で問題なく利用できます。ナイロン製では冬期間に硬化してしまい、何となく不安を感じたり、長期利用を目的にして更なる強化を行いたいと考える方は、他にもステンレス製の結束バンドが販売されているので、こちらを用いる方法で長期間にわたって使い続けることは可能です。ステンレス製のタイプは高温にも耐えることができる素材になり、錆びることが無いメリットや、簡単に切断できないメリットもあるので、屋外においての長期利用には最適です。

ワークショップなどで販売されている、ベルトの素材に近いタイプの結束バンドも利用できます。このタイプは柔軟性がありながら、耐候性にも非常に優れており、寒冷地の屋外利用でも切れてしまうことは殆どありません。ステンレス製と比較をすると、柔らかくフィットするというメリットがあり、マジックテープで固定する商品もありますが、屋外利用の際には普通の結束バンドのように、完全固定できるタイプの方が向いています。寒冷地の屋外ではマイナス気温の日が続くことになり、雪が氷に変化してしまうことも良くあることです。

結束バンドの種類の中には、氷で埋め尽くされても何ら問題が無い商品があるので、購入の前には比較検討をすることと、商品の説明を十分に確認することで対応品を見つけられます。