賃貸住宅にお住いの方や、会社が賃貸オフィスを借りている場合に、屋内で沢山のケーブルをまとめるには結束バンドがあれば簡単作業で済ませられます。ケーブルの種類により違いはありますが、バラバラよりもまとめる方法で。ケーブルを強化させると共に、屋内の美観を高めることにも役立ちます。結束バンドを使った後に、もしも壁側などに固定をしたいとお考えの場合、賃貸住宅では壁に穴を開けてしまうと退去時に修復費が掛かるリスクがあるので、ネジを用いて打ち込む固定法は原則として使えません。

木造の場合は穴を開けても後から分からないように修復は行えますが、コンクリートや石膏ボードなどに対しては異なる方法があります。超強力両面テープで小さ目なフックを壁に貼り付けることが出来た場合は、そのフックに引っ掛ける使い方は非常に簡単です。フックは100均でも販売されているので、安上がりな方法としては最適です。両面テープを任意の位置に貼ってしまうと、剥がす際に壁材も一緒に剥がれることが予測できる環境では、テクニックがあるので問題は起きません。

両面テープが使えない環境下では、貼って剥がせるというクロスを購入する方法が効果的です。結束バンドでまとめたケーブル類を這わせる位置決めをした際に、少し幅や高さに余裕を持たせて、貼って剥がせるクロスを貼り付け、その上に超強力両面テープで固定することは最終的に使える簡単なテクニックです。このようなシートを活用するとテープ系以外でも接着剤も使えるので覚えておくと便利です。